中国戦

WBCおもしろいです。筒香がいいですよね〜。なんかもう、回ってくるだけでワクワクします。

いや、3日前くらいだったか、中国戦がありました。筒香全く関係ないんだけど、中国のキャッチャーのことを見てたんです。

ぼくは、高校時代にキャッチャーやってたこともあって、キャッチャーがどんなふうな守備をするのかを特にみてしまいます。

一番の田中?だったかな、が塁に出て、ノーアウト1塁の状況です。日本としてはなんでもできます。盗塁、エンドラン、バント、はたまた強攻策。どうするんやろーって日本の動きばっかりみてたんです。

そしたら中国は、牽制するわ、キャッチャー中腰どころか、もう立つ勢いで盗塁警戒ですよ。盗塁警戒して、一球外すんです。

バッタバタしてんなぁって最初はおもってたんです。だけど、ふと

あ、田中走りにくいだろうなぁ

と思いました。

つまりね、これだけ警戒されている中、走るというのはまあしんどいことですよ。サッカーや、バスケでも強い選手には2人ディフェンスが付くとかってあると思いますが、そんな状況です。

ここで、僕の経験を言うと、一球外して、盗塁に備えるって言うのは、一球無駄にして、盗塁で一個アウトほしい、ってことだと思ってたのです。だからいままで一球外して、ランナーが走らなかったとき、

あー無駄にしたなぁ

って思ってたのです。そこまでで僕の思考は止まってました。つまり、キャッチャーの負け、ランナーの勝ちという構図。

だけど、いざ、ランナーの目線で見たら、

あーいざとなったら一球外してでも盗塁阻止してくる。外されたら、終わりだな

ってちょっとだけビビるんですよね。

これ、ぼく結構な気づきなんじゃないかな、って思うのです。中国のキャッチャーの本当の意図は分かりませんが、一球一球のミスに執着するんじゃなくて、それが全体として相手にどう嫌な影響与えるかって視点がすごいなと思いました。

 

まあ結局その後ツースリーになってバッター三振で田中盗塁決めるんですけどねー。まあ実力も大事ってことですね。

 

あー、高校時代に気付いてたら、絶対プレーかわってました、これ。ざんねん、、。