基礎体力って大事。

なにかを始めるとき、基礎体力はとても大事だとおもう。

 

思えば野球をしているときもそうだった。中学から、高校に上がるとき、受験勉強のせいでヘニョヘニョになった身体は、高校野球の練習には到底ついていけないものだった。

僕はいま、読書でも同じようなことを感じている。いや、今までの人生で本を読んでいない分こちらのケースのほうがより深刻である。体力的に、自分が理想とするペースで本が読めないのである。

 

まず1時間以上続けて本を読むことができない。おかしや、のみもので気を紛らわせてなんとか2時間である。しかし、読んでみたい本は次から次へとやってくる。読んでみたい本が現れるペースと、自分の本を読む能力との乖離が激しい。

そして、本を読むこと自体をやめてしまう。といったサイクルを何度か繰り返した。

 

いまぼくは、基礎体力という、極めて当たり前だか、忘れがちな概念に気づいた。野球や、その他のスポーツでは、体を物理的に使う為、この基礎体力という概念が見えやすい。読書は一見すると、ただ座っているだけで何の体力も消耗しないように見える。しかし実際には、頭を使うし、頭を使うことというのは、とてもとても体力が必要なことなのである。

 

きっと何にでも当てはまることなんじゃないかな、基礎体力。焦らずやれば昔、野球をする基礎体力がついたように、本を読む体力がつくと考えれば、楽だな。

 

好きと得意は違いますよね。